東北地方の花火大会

港まつり 能代の花火とは?見どころと楽しみ方を解説

おーわ
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花火系散歩屋のおーわ(@mof_mof08)です。

日本各地では一年を通じてたくさんの花火が打ち上がりますが、その一つに港まつり 能代の花火(以下、能代の花火)があります。

そんな能代の花火を観覧したいと考えている方が、おそらく僕以外に3名ぐらいいらっしゃるんじゃないかと思います。

本記事では能代の花火を主に初めて観覧される方向けに、大会の見どころと楽しみ方について解説いたします。

能代の花火とは

能代の花火は秋田県能代市で開催される花火大会で、概要は以下の通りです。

開催時期2024年7月20日(※例年7月中旬開催)
場所能代港
打ち上げ数約15,000発
最大号数30号玉(三尺玉)
担当煙火店北日本花火興業、小松煙火工業、和火屋、伊那火工堀内煙火店、阿部煙火工業
有料観覧席あり
無料観覧席なし
公式駐車場あり
三脚利用可能
Webサイト港まつり 能代の花火 – オフィシャルサイト

1958年に能代大火復興記念行事として行われたのが始まりで、1979年までは毎年全国花火競技大会が開催されていました。

その後、安全上の理由で中止となりましたが、2003年に能代港まつり花火大会として復活を果たします。

10周年を迎えた2012年に港まつり 能代の花火に名称に変更され、現在に至ります。

打ち上げ数はおよそ15,000発大きさは最大30号玉(三尺玉)と、東北地方の花火大会としては有数の規模を誇ります。

能代の花火の見どころ

能代の花火の見どころは芸術性の高い花火と演出を大迫力の環境で楽しめる点にあります。

本大会は5つの煙火店(北日本花火興業、小松煙火工業、和火屋、伊那火工堀内煙火店、阿部煙火工業)が演出を担当します。

北日本花火興業によるワイドスターマイン
伊那火工堀内煙火店によるワイドスターマイン

いずれの煙火店さんも著名な花火大会での打ち上げや各地の花火競技大会で優秀な成績を収めた実績を持つ実力派で、各社の持ち味を生かした珠玉の花火がご覧いただけます。

また、全国的にも珍しい20号玉(二尺玉)や30号玉(三尺玉)も披露されます。

伊那火工堀内煙火店による二尺玉[能代港サプライズ花火/2021年]

三尺玉は保安距離の関係でメイン会場から1.5kmほど離れた場所に設けられるため、体感的には二尺玉より迫力が劣ります。

さらにメイン会場は打ち上げ場所から近いところに設けられるのに加え、物量のあるスターマインが中心のプログラム構成となっているため、凄まじい迫力の中で楽しめるのもポイント。

珠玉の花火を大迫力の環境下で楽しめるのが本大会の魅力です。

能代の花火の観覧席の概要と選び方

能代の花火のメイン会場には複数の有料観覧席が設けられます。

会場案内図(引用:港まつり 能代の花火公式サイト)

少人数(1〜2名)でご覧になる方はイス席、家族・グループでご覧になる方はフレンド席、三脚を使用して写真・動画撮影をされる方は中央カメラマン席を選ぶと良いでしょう。

会場周辺からでも無料でご覧いただける場所はあるようですが、演出と迫力を存分に味わえるメイン会場での観覧が個人的におすすめです。

能代の花火におけるおすすめの宿泊地

遠方から訪れる場合は宿泊地を検討する必要がありますが、主たる交通手段によっておすすめの候補地が変わってきます。

  • 能代・男鹿・白神(能代駅)
  • 秋田(秋田駅)
  • 十和田湖・鹿角・大館

公共交通機関でアクセスされる方は能代駅周辺もしくは秋田駅周辺の二択となります。

しかしながら能代駅の徒歩圏内には宿泊施設がかなり少ないため、秋田駅周辺も宿泊地の候補として検討しておくと宜しいかなと思います。

大会終了に合わせる形で、能代駅から臨時普通列車「能代花火号」秋田行きが運行されます。

車でアクセスされる方は能代市内や秋田市内の他に、大館市内あたりも候補になってきます。

会場周辺は宿泊施設がそこまで充実していないため、なるべく早い段階で予約をするのが個人的におすすめです。

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能代・男鹿・白神(能代駅周辺)
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秋田(秋田駅周辺)
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十和田湖・鹿角・大館
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まとめ

本記事では能代の花火の見どころと楽しみ方についてざっくり解説してまいりました。

芸術性が高く迫力ある花火が楽しめるのが最大の魅力となっています。

メイン会場内はすべて有料観覧席となっていて、人数構成や三脚を利用した撮影の有無によって適した観覧席が変わってきますので、事前に確認するようにしましょう。

能代市内にはホテルや旅館があまり多くないため、宿泊とセットで訪れる方は秋田市内や大館市内あたりも候補に検討すると良いでしょう。(特に公共交通機関でアクセスされる方は選択肢が少ないので注意)

最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m

この記事を書いた人
おーわ
おーわ
花火鑑賞士(第20期)
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