ちくせい花火大会とは?見どころと楽しみ方を解説
花火系散歩屋のおーわ(@mof_mof08)です。
日本各地では一年を通じてたくさんの花火が打ち上がりますが、その一つにちくせい花火大会があります。
そんなちくせい花火大会を観覧してみたいと考えている方が、おそらく僕以外に3名ぐらいはいらっしゃるんじゃないかと思います。
本記事ではちくせい花火大会を主に初めて観覧される方向けに、大会の見どころと楽しみ方を解説いたします。
ちくせい花火大会とは
ちくせい花火大会は茨城県筑西市で開催される花火大会で、概要は以下の通りとなります。
開催時期 | 2024年10月19日 18:00〜(※例年10月中旬頃開催) |
---|---|
場所 | 道の駅グランテラス筑西周辺 |
打ち上げ数 | 約20,000発(※2024年時点) |
最大号数 | 10号玉(尺玉) |
担当煙火店 | 山﨑煙火製造所、森煙火工場、野村花火工業 |
有料観覧席 | あり |
無料観覧席 | なし |
公式駐車場 | あり |
三脚利用 | 可能 |
Webサイト | ちくせい花火大会公式サイト |
2022年に初開催を迎えた新しい花火大会。
本来の予定では2021年に新設される予定でしたが、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響により1年延期となりました。
打ち上げ数は20,000発(2024年時点)、最大号数は10号玉と秋に開催される関東地方の花火大会としては大規模な部類になります。
ちくせい花火大会の見どころ
ちくせい花火大会の魅力は音楽にシンクロした高密度で美しい花火を楽しめる点にあります。
本大会は約1時間でおよそ20,000発(2024年時点)、スターマインを主体としたプログラムで構成されているため、終始密度の高い花火が堪能できます。
また、本大会では茨城県内に拠点を構える3社の煙火店(山﨑煙火製造所、森煙火工場、野村花火工業)さんが打ち上げを担当していて、各社とも過去に全国花火競技大会や土浦全国花火競技大会で優秀な成績を収めた実績を持つなど、花火の美しさにも定評があります。
非常に魅力ある花火を堪能できるのがポイントです。
ちくせい花火大会の打ち上げ場所について
ちくせい花火大会の打ち上げ場所は大きく3ヶ所となります。
小貝川東側の南寄りが森煙火工場、同北側が野村花火工業、道の駅グランテラス筑西の北西側が山﨑煙火製造所の花火が披露されます。
他大会にはない非常に変則的な配置になっているのが特徴です。
ちくせい花火大会の観覧席の概要と選び方
ちくせい花火大会では大きく3種類の観覧席が設けられます。
- 道の駅グランテラス筑西(メイン会場)
- 北エキサイト(サブ会場)
- 東エキサイト(サブ会場)
花火の迫力度と見え方(ワイドスターマインの美しさ)をざっくりまとめると以下の通りとなります。
観覧エリア | 山﨑煙火製造所 | 森煙火工場 | 野村花火工業 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
迫力 | 見え方 | 迫力 | 見え方 | 迫力 | 見え方 | |
道の駅グランテラス筑西 | ○ | ○ | ○ | ◎ | △ | △ |
東エキサイト | △ | △ | ○ | △ | ◎ | △ |
北エキサイト | ◎ | ◎ | △ | △ | △ | ○ |
先述でも触れたように、本大会の打ち上げ場所は非常に変則的となっている関係上、すべての花火が綺麗に見える席は存在しません。
満遍なく楽しめるのはメイン会場にあたる道の駅グランテラス筑西ですが、花火の打ち上げ場所からやや離れているため全般的に迫力を味わいにくいのが辛いところ…。
森煙火工場および山﨑煙火製造所担当のプログラムは比較的綺麗に見える一方、野村花火工業担当のプログラムはかなりワイド感が薄れる形となります。
サブ会場にあたる北エキサイトおよび東エキサイトは打ち上げ場所に近い箇所に設けられるため、特定のプログラムにおいて迫力を最大限に味わえます。
北エキサイトは本大会のメインアクトを務める山﨑煙火製造所担当の花火を最高の形で拝める他、野村花火工業担当の花火についてもそれなりの形でご覧いただけます。
総合的に楽しむのであれば道の駅グランテラス筑西、花火の美しさを堪能するのであれば北エキサイトでの観覧がおすすめでしょうか。
まとめ
本記事ではちくせい花火大会の魅力やおすすめ観覧スポットについて紹介してまいりました。
2022年に誕生した新しい花火大会で、音楽にシンクロした高密度で美しい花火を楽しめるのが魅力となっています。
打ち上げ場所が非常に変則的な位置となっている関係上、観覧席を選ぶ際はどのように楽しみたいかを念頭に置いた上で選ぶ必要があります。
すべてのプログラムを満遍なく楽しみたい方は道の駅グランテラス筑西、花火の迫力と見え方を重視するのであれば北エキサイトでの観覧が個人的におすすめでしょうか。
最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m