なにわ淀川花火大会とは?魅力と楽しみ方を解説

日本各地では一年間を通じてどこかしらで花火が打ち上がりますが、その一つになにわ淀川花火大会があります。
なにわ淀川花火大会を観覧してみたいけど
- どんな魅力があるのか知りたい
- どの席で観覧するのが良いのかよくわからない
- 混雑がすごそうだけど、回避する方法はあるのかな
といった方が、少なからずいらっしゃるかと思います。
本記事ではなにわ淀川花火大会を主に初めて観覧される方向けに、魅力と楽しみ方を解説いたします。
なにわ淀川花火大会とは
なにわ淀川花火大会は大阪府大阪市で開催される花火大会で、概要は以下の通りです。
開催時期 | 2025年10月18日(※例年8月上旬開催) |
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場所 | 淀川河川敷(新淀川大橋〜淀川大橋) |
打ち上げ数 | 非公表 |
最大号数 | 10号玉(尺玉) |
担当煙火店 | 磯谷煙火店、アルプス煙火工業、灯屋煙火店、信州煙火工業、伊那火工堀内煙火店 |
有料観覧席 | あり |
無料観覧席 | あり |
公式駐車場 | なし |
三脚利用 | 一部可(ぴあVIPパノラマシートなど一部のみ) |
Webサイト | なにわ淀川花火大会公式サイト |
1989年(平成元年)から始まった花火大会。
第17回大会(2005年)まで「平成淀川花火大会」の名称で開催されてきました。(第18回大会からは現在のなにわ淀川花火大会に改称)
開催当初から第10回大会あたりまで(?)は最大10号玉まで披露されていたようですが、周辺の開発などが進んだことにより最大8号玉までに縮小。
第27回大会(2015年)より梅田側にあった観覧席を廃止した上で、10号玉の打ち上げが復活を果たします。
新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響により、2020〜2021年に実施予定だった第32〜33回大会は中止に。
第34回大会(2022年)からはそれまで打ち上げを担当していた國友銃砲火薬店から5社体制(アルプス煙火工業、灯屋煙火店、磯谷煙火店、信州煙火工業、伊那火工堀内煙火店)に変わり、現在に至ります。
地元ボランティアスタッフが周辺企業・団体・商店など地域住民の方々の寄付によって財政をまかない企画・運営・実行を手がける、いわゆる「手作りの花火大会」となっているのが大きな特徴です。
なにわ淀川花火大会の魅力
なにわ淀川花火大会の魅力は大都会の風景とともに視界いっぱいに広がるライブ感あふれる花火を楽しめる点にあります。
本大会のプログラムは全編がミュージックスターマインで構成され、音楽とシンクロした花火が終始繰り広げられます。
一般的に都心部の花火大会は安全上の理由から大きさが控えめ(最大3〜5号玉程度)な傾向にありますが、本大会は大阪駅や梅田駅から程近いにも関わらず、大玉花火(最大10号玉)も随所で披露されます。

さらに、右岸(JR塚本駅、阪急十三駅側)からは大阪キタの高層ビル群の夜景と花火をセットで拝めるのも面白いところ。
都心部では異例の規模を誇る、ライブ感あふれる花火は圧巻です。
なにわ淀川花火大会の観覧席概要とおすすめのスポット
なにわ淀川花火大会のメイン会場は淀川右岸(JR神戸線 塚本駅、阪急電鉄各線 十三駅側)に位置し、有料観覧席と無料観覧席が設けられます。

有料観覧席は大会公式で設けられる協賛観覧席の他に、プレイガイド(ぴあ、ローチケ、イープラス)および旅行会社(読売旅行、JTB)が設ける席があります。
有料観覧席のうちスターマインを正面に据えられるのがパノラマレフト1で、そこから離れるごとにワイド感が薄れていくような形となります。
無料でご覧いただけるエリアも用意されていますが、本大会の見どころでもある視界いっぱいに広がる花火が楽しめる有料観覧席(特にパノラマレフト1に近いエリア)が個人的におすすめです。
なお、三脚を利用した写真・動画撮影は一部(ぴあプラチナペアシートなど)を除いて禁止されていますのでご注意を。
まとめ
本記事ではなにわ淀川花火大会の見どころと楽しみ方について解説してまいりました。
都心部の花火大会としては異例の規模かつライブ感あふれる花火を楽しめるのが魅力となっています。
メイン会場は淀川の右岸(JR神戸線 塚本駅、阪急電鉄各線 十三駅側)に設けられ、花火の魅力を最大限に味わえる有料観覧席(特にパノラマレフト1に近いエリア)でご覧いただくのがおすすめです。
なお、三脚を利用しての写真・動画撮影は一部の観覧席(ぴあプラチナペアなど)を除いて禁止されているためご注意ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。