関東地方の花火大会

NARITA花火大会in印旛沼とは?見どころや観覧席をざっくり解説

おーわ
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日本各地では一年を通じてたくさんの花火が打ち上がりますが、その一つにNARITA花火大会in印旛沼(以下、NARITA花火大会)があります。

そんなNARITA花火大会を観覧したいと考えている方が、おそらく僕以外に3名ぐらいはいらっしゃるんじゃないかと思います。

本記事ではNARITA花火大会を主に初めて観覧される方向けに、大会の見どころと楽しみ方を解説いたします。

NARITA花火大会in印旛沼とは

NARITA花火大会in印旛沼は千葉県成田市で開催される花火大会で、概要は以下の通りです。

開催時期2024年11月2日 18:30〜(※例年11月上旬開催)
場所成田ニュータウンスポーツ広場
打ち上げ数約15,000発(※2023年時点)
最大号数10号玉(尺玉)
担当煙火店日本橋丸玉屋
有料観覧席あり
無料観覧席あり
公式駐車場あり
三脚利用可能
WebサイトNARITA花火大会in印旛沼公式サイト

2006年に成田市とその周辺の市町村合併記念を機に始まった花火大会で、地元有志によるボランティアと煙火店が共に創りあげる地域密着型の花火大会として現在に至ります。

打ち上げ数は約15,000発、大きさは最大で10号玉と関東地方の花火大会としては規模の大きいものとなっています。

NARITA花火大会in印旛沼の見どころ

NARITA花火大会の見どころは圧倒的な迫力の花火をユニークな演出とともに味わえる点にあります。

本大会のプログラムはミュージックスターマイン主体で構成されていて、音楽と高度にシンクロした花火をご覧いただけます。

ミュージックスターマインの様子[2018年撮影]

特にフィナーレの「NARITA黄金伝説」ではとてつもない物量の花火に包まれる、唯一無二の経験が味わえます。

フィナーレ「NARITA黄金伝説」の銀冠連打[2019年撮影]

首都圏では貴重な10号玉(尺玉)も繰り広げられ、中には全国屈指の煙火店が手がけた芸術玉と称される至高の逸品も。

芸術玉を組み込んだスターマイン[2022年撮影]
芸術玉の対打ち[2022年撮影]

演出もユニークなものが多く、特に花火が踊り狂うかのごとく四方八方に広がる花火タワーは圧巻の一言に尽きます。

3基の花火タワーを交えたスターマイン[2018年撮影]
3基の花火タワーによる演出(拡大図)[2018年撮影]

花火タワーは例年2基(最大3基)設けられます。

さらに、花火を活用したビンゴ大会など、他の花火大会では見られない面白い催しも。

圧倒的な物量の花火を、ライブ感あふれるユニークな演出とともに楽しめるのが魅力です。

NARITA花火大会in印旛沼の観覧席概要と選び方

NARITA花火大会のメイン会場には複数の有料観覧エリアが設けられます。

公式サイトには大々的に掲載されませんが、メイン会場の周辺に無料観覧エリアも設けられます。

有料観覧エリアは4つの区画に分類され、前方から「SS会場」「S会場」「A会場」「B会場」となっています。

各会場の特徴をざっくりまとめると以下の通り。

SS会場/S会場打ち上げ場所に最も近い区画。低い花火も含めて全容をすっきり見渡せるが、近すぎるがゆえに首が痛くなるかも。座席は全席指定。
A会場打ち上げ場所に近い区画。低い花火が若干見えづらいものの、バランス良く楽しめる。座席はカメラ席を除き全席指定。
B会場打ち上げ場所からやや離れた区画。迫力は十分に味わえるが、視界の左右に樹木があるため一部の花火が見切れる(特に入口側の席は影響を大きく受けるので注意)。座席はすべて自由席。

最大限の迫力を味わいたい方はSS会場もしくはS会場、バランス良く楽しみたい方はA会場、多少見切れても良いのでリーズナブルに楽しみたい方はB会場がおすすめでしょうか。

三脚を利用して写真・動画を撮影される方向けのカメラマン席はA会場とB会場の後方に設けられます。(※2024年現在)

まとめ

本記事ではNARITA花火大会in印旛沼の見どころや観覧席などについて紹介してまいりました。

関東地方で秋に開催される花火大会としてはかなりの規模で、迫力ある花火をライブ感あふれるユニークな演出とともに味わえるのが見どころとなっています。

メイン会場には大きく4種類(SS会場、S会場、A会場、B会場)の観覧席が設けられ、人数構成や距離感に応じて選択すると良いでしょう。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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おーわ
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花火鑑賞士(第20期)
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