中部地方の花火大会

黒船祭海上花火大会とは?見どころと楽しみ方を解説

おーわ
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花火系散歩屋のおーわ(@mof_mof08)です。

日本各地では一年を通じてたくさんの花火が打ち上がりますが、その一つに黒船祭で行われる海上花火大会(以下、黒船祭海上花火大会)があります。

そんな黒船祭海上花火大会を観覧したいと考えている方が、おそらく僕以外に3名ぐらいはいらっしゃるんじゃないかと思います。

本記事では黒船祭海上花火大会を主に初めて観覧される方向けに、見どころと楽しみ方を解説いたします。

黒船祭海上花火大会とは

黒船祭海上花火大会は静岡県下田市で開催されるお祭りの一環で行われる花火大会で、概要は以下の通りとなります。

開催時期2025年5月16日(※例年5月中旬〜下旬/黒船祭の1日目)
場所下田港
打ち上げ数非公表
最大号数10号玉(尺玉)
担当煙火店イケブン、ホソヤエンタープライズ、山内煙火店
有料観覧席なし
無料観覧席あり
公式駐車場あり
三脚利用可能
Webサイト黒船祭 | 伊豆下田観光ガイド

1934年(昭和9年)より行われている下田市最大のイベントで、ペリー提督の来航に伴い下田開港につくした人々の偉業をたたえ、世界平和と国際親善への寄与を目的としています。

お祭りは例年5月中旬〜下旬の週末3日間にわたって実施され、海上花火大会は初日の夜に行われます。

打ち上げ数は非公表(見た感じの印象としてはそこまで数は多くない)、大きさは最大10号玉となっています。

黒船祭海上花火大会の魅力

黒船祭海上花火大会の魅力はなんといっても凄まじい迫力が得られる点にあります。

メイン会場にあたるまどが浜海遊公園から毘沙子島までは最短で200mと近く、そこから繰り出される7号玉はかなりの迫力となります。

フィナーレのドラム缶を花火筒として使用して披露する花火(通称:ドラム缶花火)では笑ってしまうほどに凄まじい轟音と光量の花火を味わうことができます。

さらに花火打ち上げ場所の周囲が山に囲まれているため、その反響音によって迫力がブーストされるのも特徴として挙げられます。

黒船祭海上花火大会ならでは迫力は圧巻の一言です。

犬走島から披露される10号玉はメイン会場にあたる道の駅開国下田みなとおよびまどが浜海遊公園から距離がある(600〜700m)ため、7号玉よりも迫力が落ちて見えます。

黒船祭海上花火大会の打ち上げ場所

黒船祭海上花火大会の打ち上げ場所は大きく以下の4ヶ所となります。

  • 道の駅 開国下田みなと沖合
  • 犬走島
  • 毘沙子(みさご)島
  • まどが浜海遊公園沖合

各場所から打ち上がる花火の種類は以下の通り。

打ち上げ場所花火の種類
道の駅 開国下田みなと沖合スターマイン、5号玉、水中花火
犬走島10号玉(尺玉)
毘沙子(みさご)島スターマイン、7号玉
まどが浜海遊公園沖合ドラム缶花火(フィナーレ)

20号玉(二尺玉)が披露される場合は犬走島から打ち上げが行われます。

基本的な打ち上げ場所は毘沙子島、犬走島、道の駅 開国下田みなと沖合の3ヶ所で、フィナーレのドラム缶花火のみまどが浜海遊公園沖合となります。

ドラム缶花火を披露する直前に当該箇所から閃光による合図が行われます。

黒船祭海上花火大会の観覧場所

黒船祭にはメイン会場の概念はあまりないですが、以下のスポットからご覧いただく方が多い傾向にあります。

  • 道の駅 開国下田みなと周辺
  • まどが浜海遊公園
まどか浜海遊公園からの様子

個人的にはフィナーレのドラム缶花火の迫力が最大限に味わえるまどが浜海遊公園での観覧がおすすめです。

まとめ

本記事では黒船祭で行われる海上花火大会について紹介してまいりました。

観覧場所と花火までの距離の近さに加え、会場周辺が山に囲まれていることから凄まじい迫力を味わえるのが魅力として挙げられます。

特に筒の代わりにドラム缶を使用して披露される花火(ドラム缶花火)の爆発力は他の大会では味わえないほどに凄まじいとか。

打ち上げ場所は4ヶ所(道の駅 開国下田みなと沖合、犬走島、まどが浜海遊公園沖合)あり、それぞれ披露される花火の大きさや演出内容が異なります。

道の駅 開国下田みなと周辺およびまどが浜海遊公園でご覧いただく方が多いですが、フィナーレのドラム缶花火の迫力が最大限に味わえる後者での観覧が個人的におすすめです。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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おーわ
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花火鑑賞士(第20期)
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